慧済禅寺は仏頂山寺とも言う。白華頂の右側にあって、
山に登れば千里を一望することができる。古くは、慧済庵
があったが、1793年に円通、玉皇のニ殿および大慈楼、
斎楼などの建築が始まると、名声はたちまちに広がり、庵
は寺に格下げされ、(1796)、僧の宿泊、信徒の参詣が
始まった。1907年、僧徳化が大蔵経を得て、また僧文質
が大いに殿堂を建立し、ついに大寺院となって、普済禅寺、
法雨禅寺とあわせ普陀三大寺と呼ばれるようになった。
 山頂の奥深い林に包み込まれた慧済寺が木の葉隠れに
見せるその姿は、幽玄の境地にへと人をいざなう。