紫竹林観音芸術長廊は、普陀山仏教協会と中国観音霊場会との
友好姉妹縁組10周年、中国観音霊場会開創20周年の記念事業
として、普陀山を開いた日本僧慧鍔大師が最初に上陸した島の南
端の不肯去観音院の建つ岬に建立された。慧鍔大師は858年に
五台山から観音像を抱いて寧波から日本に帰ろうとしたが、島の
近くで船が進まなくなり、「観音菩薩がこの地を選んだ」として島に
留まり、庵を結び観音像を祀ったと伝えられている。不肯去観音と
は「行かずの観音」という意味。中国観音霊場会では開創10年に
あたる平成3年に普陀山仏教協会と姉妹縁組を結び友好交流を続
け、観音信仰を日本に広めたいと願った慧鍔大師の遺志を受け継
ぎ、観音信仰の興隆と発展に努めている。
中国観音霊場会37体の観音像の前で普陀山
仏教協会会長の戒忍法師を導師に日中合同で
開光法要が盛大に営まれた。
開光法要は大勢の人が見守り中で、
普陀山仏教協会を挙げての盛儀な
ものとなり、法要後には記念式典が
行なわれた。
普陀山寺院の住職たちが中国の
作法により37体の観音像を開眼
長廊を参拝する日本側導師の第22番
多陀寺の御住職、訪中団団長の第31
番三佛寺の御住職。
正面から臨む観音長廊。唐風の建築で、その中に37体の
観音像が並ぶ。緻密な細工が施されており、約70pの台
座には縁起が刻まれ、長廊中央裏には奉納者名を刻んだ
石板もある。
慧鍔大師が上陸した岬の断崖に
建つ観音長廊を望む。奥の建物
は不肯去観音院。整備工事はま
だ続く。
訪中団として開光法要
に随喜した日本側の霊
場会住職たち
焼香する記念事業実行
委員長の第1番西大寺
の御住職
普済寺で催された
普陀山仏教協会
主催の歓迎レセプ
ション
記念式典で挨拶
する記念事業実行
委員長
普陀山僧侶の出迎えにより
港で熱烈歓迎された訪中団
一行
先達会の会長をはじめ先達、信者ら約100人が訪中した