寺院紹介
第九番札所真言宗泉涌寺派大本山
聖徳太子創建文化財の宝庫
御詠歌
たえなりし のりのくるまの わがたのむ むろのみやこに めぐりきにけり
- 御本尊
- 十一面観世音菩薩
- 開山・創建
- 聖徳太子・推古天皇24(616年)
- 代表的寺宝
- 本堂(国宝)、多宝塔(国宝)、阿弥陀堂(重文)方丈(重文)、露滴庵(重文)、庭園(名勝)聖徳太子像(重文)、両界曼荼羅図(重文)
寺院からのお知らせ
足利尊氏公ゆかりの寺として尾道水道を眼下に中国地方屈指の古刹
尾道三山の一つ瑠璃山を背にした備後の名刹・浄土寺は聖徳太子によって創建(推古天皇の24年)された真言宗泉涌寺(京都、皇室の御菩提所)派大本山です。 本尊は聖徳太子御作とされる秘仏・十一面観世音菩薩で、古くから『身代わり観音』として信仰されています。 鎌倉時代末、奈良・西大寺の定証上人が七堂伽藍の堂塔を再興しましたが、20年後に全焼し、当地の富豪・道蓮、道性夫妻により再建されました。 瀬戸内有数の良港・尾道は、古くから交通・経済などの要地であり、浦人たちの信仰が集まっていた当山は、公武両方から重要な拠点として外護されました。建武の中興の際は、後醍醐天皇から因島地頭職寄進の綸旨を賜り、一方足利尊氏公も参篭し祈祷をしました。以後、足利家の家紋・二つ引き両を寺の定紋としています。室町時代には蓮如上人も参篭され、江戸時代以降は港町尾道の繁栄と共に寺門興隆し現在に至っています。 殊に日本三名塔の一つで、国宝の多宝塔をはじめとする文化財の宝庫としても知られ、1400有余年の法燈を継承しています。
三体の聖徳太子像が揃うのは貴重
足利尊氏画像
名勝庭園と茶室・露滴庵
年間行事(2024年)
- 1月 正月三ヶ日
- 修正会:本堂
- 1月 9日
- 大般若法会:本堂
- 1月 第3日曜
- 初観音:本堂
- 2月 3日
- 星祭節分会:本堂
- 3月 第3日曜日
- 大涅槃図公開:宝物殿
- 4月 第3土曜・日曜
- 春観音まつり:本堂・境内
- 5月 第2土曜
- 薪能奉納:阿弥陀堂
- 10月 第3日曜
- 土砂加持法要:本堂
- 11月 第3土曜日
- 丹生高野明神大祭
- 12月 第3土曜・日曜
- 仏名会
- 12月 大晦日
- 除夜の鐘(百八灯明奉献)
- ※厄払・溶接・百日・七五三まいり 等 諸願成就の祈祷を受付(予約制)
月例行事
- 毎月 1日
- 聖天供
- 毎月 7日
- 薬師尊例祭
- 毎月 第2日曜
- 写経会
- 毎月 28日
- 不動護摩供:護摩堂
- 毎月 戌の日
- 安産祈願会:本堂
巡礼ガイド
- 住所
- 〒722-0043広島県尾道市東久保町20-28
- TEL
- 0848-37-2361
- FAX
- 0848-37-4328
- 拝観納経
- 9:00~17:00(拝観16:30)
- 拝観料
- 本堂(無料)庭園 (500円)宝物館(400円)
交通アクセス
お車でのアクセス
車/山陽自動車道・尾道IC あるいは福山西ICから 約15分
電車でのアクセス
電車/JR山陽本線・尾道駅からタクシー、バス「浄土寺下」 約5分 JR山陽新幹線・新尾道駅からタクシー、 約15分