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第十三番札所高野山真言宗

龍泉山三瀧寺(みたきでら)
三瀧寺

心洗われる滝と紅葉の探勝地

御詠歌

みつたきに いくようたせて みたきでら むねのほとけの すがたみるまで

御本尊
聖観世音菩薩・三鬼大権現
開山・創建
弘法大師・大同4年(809年)
代表的寺宝
石彫観世音菩薩種字石(伝弘法大師作)、多宝塔(県重文)、木造阿弥陀如来坐像(重文)、木造地蔵菩薩坐像(国重要美術)

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幽明、梵音、駒ケ滝の三つの滝を有し緑陰の岩は苔むして深山幽谷の趣

7つの川を有する広島デルタの北西、三滝山(宗箇山)の中腹に位置する三瀧寺は、原爆によって廃墟と化し、艱難辛苦の後、近代的な都市へと再生した広島には数少ない、趣深き寺である。  境内入口の上に立つ多宝塔は、元は和歌山県の広八幡神社にあったが、原爆死没者の慰霊のためにこの三瀧寺に移築され、毎年8月6日と秋の多宝塔 本尊・阿弥陀如来御開帳法要の折には、慰霊法要が厳修され、幾十万もの犠牲者の菩提が念じられている。  街から程遠からぬ場所でありながら、境内は深山幽谷の風情があり、瀬音を耳にしながら苔むした参道を歩むと、日常空間から離れ、仏様の世界に身を置いたようであり、広島市民によっては安らぎの聖地、心の故郷となっている。  曾ては多くの修行僧が滝にうたれ、岩窟で禅定に入り、幾つもの堂塔を構えていたようであり、今は緑陰の下、静けさが漂い、忘れられた何かを思い起こさせる地となっている。

寺名の由来となった瀧のひとつ『梵音の瀧』

秘仏本尊をお祀りする観音本堂

多宝塔

年間行事(2024年)

1月 元旦~7日
年頭祈願法要
1月 18日
初観音
2月 3日
星供法要
2月 4日
瓶岩権現縁日
2月 初午
稲荷明神縁日
2月 15日
常楽会
3月 21日
春季彼岸法会
4月 8日
花まつり、仏生会:本堂
4月 28日
戦没者慰霊法要
8月 6日
原爆忌
8月 15日
盆法会
9月 23日
秋季彼岸法会
11月 18日
もみじ祭
12月 18日
終い観音

月例行事

毎月 1日
三鬼権現縁日
毎月 8日
写経之会
毎月 18日
観音講

巡礼ガイド

住所
〒733-0805広島県広島市西区三滝山411
TEL
082-237-0811
FAX
082-230-2882
拝観納経
8:00~17:30(12月~1月:17:00まで)
拝観料
志納200円
駐車場
30台(無料)
メール
-

交通アクセス

お車でのアクセス

車/山陽自動車道・広島ICから国道54号線経由 約20分

電車でのアクセス

電車/JR可部線・三滝駅から、徒歩約15分

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