2024.10.30
明王院
【10月31日】 中国観音霊場合同法要のお知らせ
第八番札所真言宗大覚寺派
弘法大師開基・身代り観音の寺
御詠歌
あおげなを まどかにつきの ひかりさす さわりのくもは そらにわかれて
平安時代の大同2年(807)弘法大師が開かれたと伝えています。その頃は福山市の前身である草戸千軒の港町が門前町として栄えていました。本尊十一面観世音菩薩は、伝教大師一刀三礼の霊像で平安初期一木彫の秀作と言われ重要文化財であります。 鎌倉時代、元応3年、住持頼秀の時、紀貞経の寄進により、国宝の現本堂(観音堂)が再建されました。南北朝時代、貞和4年住持頼秀の時、広く庶民の浄財により五重塔が建立されました。一文勧進の塔と呼ばれ国宝になっています。全国の中5番目の古塔です。 江戸時代、初代藩主水野勝成は福山城を築き、裏鬼門鎮守のため、当寺を御祈願所と定め、末寺48を統べる大寺とし、五重塔、本堂、大門などの大修理を施すとともに、護摩堂、庫裡、書院、弁天堂、愛宕神社、十王堂等を建立しました。 昭和時代、昭和34年から昭和大修理が始まり、五重塔本堂の解体修理を始め7棟の文化財修理を終え、防災設備も完了しました。 京都嵯峨大覚寺を本山とする真言宗寺院です。
国宝・五重塔
本堂
護摩堂から境内を望む
お車でのアクセス
車/山陽自動車道・福山東IC あるいは福山西ICから 約30分 福山SAから約10分
電車でのアクセス
電車/JR山陽本線・福山駅からタクシーで 約10分
バスでのアクセス
バス/福山駅より約10分「草戸大橋」下車、徒歩15分。 →南口バスターミナル5番乗り場 トモテツバス「鞆港」行き
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