寺院紹介
第十一番札所曹洞宗
潮音山向上寺(こうじょうじ)
緑に映える朱塗りの国宝三重塔
御詠歌
せとうちの しおのながれに たどりつき おじひをといて みなをすくわん
- 御本尊
- 聖観世音菩薩
- 開山・創建
- 愚中周及(大通禅師)・応永7年(1400年)
- 代表的寺宝
- 三重塔(国宝)、梵鐘(県重文)・秘仏聖観世音菩薩
寺院からのお知らせ
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室町時代初期に建立された曹洞宗の禅刹
本四架橋の一つ、尾道・今治ルートの風光明媚な瀬戸内海に浮かぶ小島、生口島。尾道寄りに因島、愛媛県よりの大三島にはさまれた芸予諸島の一つ。この辺りは平安時代より海路の重要な所として数多くの神社仏閣が造営されており、早くより拓けていました。 向上寺は応永7年(1400年)、地頭・生口守平公が瀬戸田潮音山の観音の霊場に一寺を建立し、臨済宗佛通寺派開山勅特賜仏徳大通禅師愚中周及大和尚(1323~1409年)を迎えて開く。 聖観世音菩薩(秘仏)を本尊とし、古来、災害鎮圧と興隆繁栄の祈願寺として崇敬されてきました。 この向上寺一帯は潮音山公園となり、緑に映えて国宝の朱塗りの三重塔がひときわ異彩を放つ。特に海からの眺めは、紺碧の空と海、松の翠に塔の朱が幅の絵を創ります。 境内周辺には巨岩が並び、多彩な顔ぶれの先人たちの句が刻まれており「文学のこみち」となっており、 県の重要文化財でもある鐘楼の音色は、除夜の鐘として全国に放送されました。
国宝・三重塔は和様唐様の折衷様
県重文・梵鐘
年間行事(2024年)
- 1月 18日
- 大般若会:本堂
- 8月 2日
- 施餓鬼会:本堂
- 12月 31日
- 除夜の鐘:境内
月例行事
現在月例行事はありません。
巡礼ガイド
- 住所
- 〒722-2411広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田57
- TEL
- 0845-27-3377
- FAX
- 0845-27-3377
- 拝観納経
- 8:00~17:00
- 拝観料
- 国宝塔 100円
- 駐車場
- 数台(無料)
交通アクセス
お車でのアクセス
車/しまなみ海道・生口島北ICより 約15分 しまなみ海道・生口島南ICより 約10分