2022.08.07
佛通寺
佛通寺開山大通禅師生誕七百年慶讃法要のお知らせ
第十二番札所臨済宗佛通寺派大本山
臨済宗佛通寺派の大本山
御詠歌
わがみつを おゆるしうけて きょうよりは ほとけにかよう こころうれしき
水墨画によくある中国の風景に似た岩山肌の山間道を、曲りくねった渓流に沿って山中に入ること、山陽道より約8キロ、うっそうと樹木の繁る佛通寺の門前に至る。巨大な千年杉の林立、あたり一帯厳しい禅刹の気魄が漂う。 御開山大通禅師お手植と伝えられる、羅漢槙の大樹の傍の巨蟒橋(きょもうきょう)を渡ると佛通寺山門。巨蟒橋はその名の通り、聖地の結界に巨大なうわばみが横たわり、仏法を守護せんとしているもの。この橋を渡ることで、偏(ひとえ)に身も心も清浄無垢になり、仏殿に修行を誓う解脱の門に等しい橋となる。 山門を入ると、仏殿が厳然と鎮まる。碧巌古松(へきがんこしょう)の参禅道場として600年の法灯の歴史を刻む、臨済宗の大本山である。 千年杉が亭々と林立する石径を上ると多宝塔と石仏の群、開山禅師の塔所・含暉院(たっしょ・がんきいん)は開創当時のただずまいを今に伝える。堂中には佛通禅師と大通禅師、両開山禅師の尊像が尚居ますが如くに端坐して佛通寺の今日をじっと見守って居られる。
山門から仏殿(法堂)を見る
一帯は県立自然公園に指定
開山堂へ続く参道
お車でのアクセス
車/山陽自動車道・三原久井ICから国道486号線経由 約15分
電車でのアクセス
電車/JR山陽本線・三原駅から「佛通寺行」バスで、 約40分 JR山陽本線・本郷駅から「佛通寺行」バスで、 約30分
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