寺院紹介
第二十一番札所臨済宗建仁寺派
潮音山観音院(かんのんいん)
海上安全水難防止観音信仰の寺
御詠歌
かえりきて にせいをたのしみ もろびとを たすけたまえや かんのんのじひ
- 御本尊
- 聖観世音菩薩(観音堂)釈迦牟尼如来
- 開山・創建
- 一伝得公和尚・永禄年間(1558)
- 代表的寺宝
- 五百羅漢掛軸五十五幅(雲谷派)・平景清の爪切観音(御影石)・臨済禅師掛軸(雲谷等興筆)
寺院からのお知らせ
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御本尊・聖観音菩薩蔵は、周防の守護大名である大内義隆の元念持仏
観音院は古くより"玉江観音"と呼ばれ、海の護り観音として崇められていた。また、大道無門に境内を開放していたので、幕末には志士たちが会合所として頻繁に利用、激論を交わしていたという。 萩は三方を山に囲まれた盆地で、阿武川下流が岐れて松本川・橋本川となり、その三角洲に、毛利輝元が四年の歳月をかけて1604年に完成させた典型的な城下町である。維新前夜までの260年間毛利36万石の拠点であった。萩が辺境僻地であったために、幕末に藩庁を山口に移した後も、維新以後の大きな社会変革からも影響を受けることなく、城下町往時の面影遺構をそのままよく残している。 観音院は、民家の密集する橋本川河口の急な傾斜の高台に、それも城砦を思わせる石垣上に、ひときわ聳えて佇み、その伽藍を川の水面に映す。眼下に広い河口から日本海の大海原を望み、さらに指月山萩城趾を正面に凝視する絶景の地に建つ。四季折々に人の訪れも多く、特に春の桜、秋の観月は特筆すべき素晴らしさである。
本堂前より観音堂を望む
境内からの風景
年間行事(2024年)
- 2月 15日
- 涅槃会
- 4月 4日
- 降誕祭
- 5月 中旬の3日間
- 永代経大法要
- 8月 17日夜
- 提灯祭(大般若経祈念会)
- 10月 5日
- 達磨忌
- 12月 8日
- 成道会
月例行事
- 春・秋
- 彼岸観音講説教法要
巡礼ガイド
- 住所
- 〒758-0063山口県萩市大字山田5148番(玉江浦)
- TEL
- 0838-22-3682
- FAX
- 0838-22-3682
- 拝観納経
- 8:00~17:00
- 拝観料
- 無料
- 駐車場
- なし
- メール
- -
交通アクセス
お車でのアクセス
車/JR山陰本線玉江駅から県道64号線をタクシーで約3分